気付かなかった自分の体臭

 

大分県/30歳 N.Tさん

 

自分の体臭に気付き始めたのは、高校生の時でした。高校時代、室内の運動部に所属していた上、わりとハードな練習の為に汗もよくかく。

 

汗がでれば大量に水分を摂取し、多感な時期なので部活終わりには消臭剤を体全身に振りまくる。そんな日々を送っていました。

 

同じ部活の部員にも体臭のきつい人がいました。彼は、汗の臭いを別の香りに変えるサプリメントを飲んでいたようですが、かなり臭っていました。周りの部員にも密かに「あいつ、臭いがきついよね」と囁かれていました。

 

勿論、自分は体もしっかり洗うし、消臭剤でしっかり消しているので、大丈夫だろうと、みんなと一緒になって小バカにしていました。

 

とある日、趣味でやっていたバンド活動のライブに出演することになりました。夏の暑い日でした。高校生には少し遠い市外でのライブだった為、その日は送迎バスで会場へ行き、かんかん照りの屋外でのライブを無事に終え、同じ送迎バスで帰宅することになりました。

 

帰りのバスで、メンバーの隣に座り、活動の話で盛り上がりながら帰っていると、突然そのメンバーが話題を変え、自分にこう言い放ちました。「お前そう言えばワキガ?前から練習してるときに思ってたんだけど、なかなか言い出せなくてなぁ...正直今もきっついぜ?目が痛む!(笑)」

 

ショックでした。自分はそうではないと思っていて、普通に生活していたことが、まさか周りを不快にしていたとは。勿論、その日からより一層、体をごしごし洗うようになりました。荒い目のボディタオルで。

 

月日が経ち、その積み重ねが今日まできているのでしょう。現場で働く仕事をしている為(お客様の宅内での作業)臭いがかなり気になり、夏は特に作業服、シャツを何枚も用意して仕事に臨んでいます。

 

風呂では手もみで体を二度洗い(体臭を消すボディソープ)、汗をかいたらこまめに水で濡らしたタオルで体を拭いて、日々を過ごしています。ですが、わきがは消えません。手術をしようか、検討中です。